アーキテクト工房Pureのイエプロ(IEPRO)
髙岡 文紀

IEPRO'S POINT
【Personal Photo/休日は愛車でキャンプ】休日にはキャンプでリフレッシュすることが多い髙岡さん。自然のなかで調理をしたり、本を読んだり。「そこで得られる心地よさを住宅にも反映さ せたい」と刺激を受けている。

【Personal Photo/愛車&相棒はジムニー】アウトドアライフを楽しむ際の欠かせない相棒が、コンパクトなスズキのジムニー。キャンプに行けない日は、洗車するのもちょっとした楽しみ。翌日雨の天気予報でもピカピカに磨く。

【Personal Photo/国内外の旅で刺激】住宅先進国のドイツなど、同じ志を持つ同業者たちと国内外の視察旅行に出かけることも多い。家づくりだけではなく、暮らし方のヒントを得る絶好の機会として大きな刺激を受けている。

【Personal Photo/吉田拓郎は永遠の憧れ】若き日から吉田拓郎さんの大ファンで、愛用のギターで弾き語りを楽しむ。時にはライブバーでその腕前と声を披露することも。レパートリーは『落陽』『今日までそして明日から』など。

原材料費や金利の高騰で、家を持つことを諦めたという話を耳にします。しかし日本の建築費は、海外に比べると非常に安いんです。スイスなら30坪程度の住宅を建てるのに、上物だけで約2億前後が必要。ここまでコストに差がある理由は、耐用年数の違い。日本の住宅の平均寿命は約30年ですが、海外は100年、200年住み継いでいます。一代で家を償却するのではなく、三代で使うものと捉えれば、家を建てることを諦める必要はありません。国内でも返済期間が最長50年の住宅ローンが登場しています。初期コストはかかっても、ランニングコストを抑えられるパッシブハウスは、今こそ建てるべき住宅なのです。