施主様のこだわり

もう何年も住んでいるような愛着と馴染みを感じる幸せ。

　造形モルタルにエイジングを施し、程よくシャビーな外構がステキなNさま邸。住宅建築研究所の家の基礎や構造の確かさに惚れた、奥さまのお母さまの後押しでご夫妻と日野さんを引き合わせた。邸内にはそんなお母さまから贈られた家具やテーブルウエアがディスプレイされており、新築でありながら時間をまとったかのような風格を漂わせている。幼い娘さんたちの成長を見守れるように、1階にはいろいろな機能をもつ大空間のLDKを用意。その一角には壁に黒板を取り付けており、お子さんたちはママやパパに見守られつつ、大好きなお絵描きを楽しんでいる。ステンドグラスやアンティークのドアなど、古き良きものを巧みに取り入れるアイデアもお手本にしたい。2階のフリースペースには1階の気配がうかがえるようにアイアンの開放を設け、家族がどの場所にいてもゆるやかなつながりを感じられる。