ウチとソトがつながる家 - シムデザイン一級建築士事務所の施工実例
施主様のこだわり
子も大人もおおらかに暮らす。
幅1.8mもある広い軒がコの字に家を囲む。この軒下でお子さんたちは遊び、ご夫妻はお茶を飲みながらくつろぐ…軒下は家と庭の中間に存在する“半外”空間。大きな掃き出し窓を介して、日常的にソトの開放感、心地良さを感じる暮らしを叶えている。邸内は美しい曲線を描くRが印象的。玄関、その先にリビング、水まわりとRを介しながらプライベートゾーンへ進む。曲線の視覚的な効果だけでなく、プライバシーを守るという機能性を保つ。リビングには一段下げたヌックがあり、その上にロフトをレイアウト。お子さんたちはロフトから顔を出し、リビングにいる家族とコミュニケーションが取れる。その様子は、まるで秘密基地のようで、ウチ遊びも楽しい。
随所に施された設計の工夫はすべて、施主さまの「子どもの思い出に残る家にしたい」との想いから生まれた。ソトとウチの多様な過ごし方を通し、幸せな家族の時間が紡がれていく。